認知症に安全なおすすめ暖房器具7選!選び方や事故例は?

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この記事では、認知症を抱える高齢者が、安全に寒い冬を過ごすことのできる暖房器具について、解説します。

認知症の高齢者にとって安全性が高い暖房器具の選び方

表面温度が低い

やけどのリスクを軽減することができます。

表面温度が低い、主な暖房器具には、「オイルヒーター」「セラミックヒーター」「パネルヒーター」があります。
選ぶ際は、その他の安全機能、使用する場所に合ったサイズ感、暖房能力、エネルギー効率なども考慮して選ぶとよいでしょう。

自動電源オフ機能が付いている

火災のリスクや、無駄なエネルギー消費を軽減をすることができます。

自動電源オフ機能が付いている、主な暖房器具には、「オイルヒーター」「セラミックヒーター」「電気ファンヒーター」があります。
選ぶ際は、使用する方に合ったオフ機能の種類の確認や、安全認証(PSE認証済み)を持つ製品を選ぶことも大切です。

操作が簡単

間違いのリスクを減らして暖房器具を使用することができます。

操作が簡単な、主な暖房器具には、「電気ヒーター」「オイルヒーター」「セラミックヒーター」「パネルヒーター」があります。
選ぶ際は、使用する方に分かりやすく、より簡単に操作できる暖房器具を選ぶことが大切です。

一酸化炭素を発生させな

一酸化炭素中毒のリスクを軽減することができます。

一酸化炭素を発生させない、主な暖房器具には、「電気ヒーター」「オイルヒーター」「セラミックヒーター」「パネルヒーター」があります。
選ぶ際は、燃焼させない仕組みのもので、使用する方の状態と環境に合ったものを選ぶことが重要です。

暖房器具が転倒しにくい

火災や、ケガのリスクを軽減します。

器具が転倒しにくい、主な暖房器具には、「オイルヒーター」「タワー型セラミックヒーター」「パネルヒーター」があります。
選ぶ際は、使用する方の状態や、設置する場所に応じて選ぶことが重要です。

認知症の高齢者が起こしやすい暖房器具に関する4つの事故例

1.火災事故

事故例

80歳の認知症である女性が、就寝前に電気ヒーターをオンにしたまま眠ってしまいました。
夜中にヒーターの近くに置いてあった衣類が発火し、小規模な火災が発生しましたが、煙感知器が作動し、家族によって早期に発見されたため、大きな被害には至りませんでした。


認知症のある高齢者は、記憶や判断力の低下により、暖房器具の安全な使用が難しくなるため、火災のリスクが上がります。

危険要素

  • 暖房器具の使用方法を忘れたり、誤った使用をしている
  • 暖房器具の周りに燃えやすい物が置いてあることに気付いていない
  • 時間を忘れて、暖房器具を長時間放置する
  • 暖房器具の電源コードが損傷していることに気付いていない


2.一酸化炭素中毒事故

事故例

75歳の認知症のある男性が、寒い日の朝に石油ストーブを使用して部屋を暖めていました。
換気を怠っており、頭痛が出はじめたところ、訪問介護員が異変に気付き、迅速に救急対応が行われたため命に別状はありませんでした。

燃焼を伴う暖房器具は一酸化炭素を発生させる可能性があります。

危険要素

  • 長時間、換気を行わずに暖房器具を使用する
  • 器具の不適切な使用
  • 点検を行っていない

3.やけど事故

事故例

認知症のある82歳男性が、居間でハロゲンヒーターに当たりながら居眠りしていたところ、帰宅した家族が、男性の当たっていた方の頬がまだら模様に赤くなっているのに気付き、すぐヒーターから遠ざけた。
認知症のため、暖房器具の危険性を認識できず、また、痛みに対する反応も鈍かったためなのか、特に痛がってはいませんでした。

判断力や注意力の低下、物忘れなどから、暖房器具の不適切な使用につながり、やけど事故のリスクを高めます。

危険要素

  • 暖房器具の熱い部分に触れる
  • 暖房器具の近くで長時間過ごす
  • 比較的低い温度(約40~50℃)に、長時間皮膚を当てる

4.暖房器具の転倒事故

事故例

78歳の認知症のある女性が、部屋を移動する際に電源コードに足を引っ掛け、電気ヒーターを転倒させてしまいました。ヒーターがカーペットの上に倒れたため、発火の危険がありましたが、ヒーターには転倒時自動オフ機能がついていたため、幸い火災には至りませんでした。

空間の認識や筋力の低下、判断力の衰えなどにより、暖房器具にぶつかると、暖房器具を倒すリスクが高まります。

危険要素

  • 器具が、歩行経路上や不安定な場所に置かれている
  • 器具の電源コードが床に散らばっている
  • 感覚の低下や判断力の衰えなどによりバランスを崩す可能性

これらの事故例からわかるように、認知症を抱える高齢者と暮らす家庭では、暖房器具の選択と使用方法に特別な注意を払う必要があります。
特に、自動オフ機能や転倒時自動オフ機能が付いた暖房器具の選択、定期的な換気の徹底暖房器具の周囲の安全確保が重要です。
また、家族や介護者による監視やサポートも、事故防止に不可欠です。

認知症の高齢者におすすめの暖房器具7選!

①ケノンヒーター スグダン(遠赤外線パネルヒーター)

火事リスク火は使用しない遠赤外線のため、火事リスクは低い
やけどリスク表面温度が約60度程のため、やけどのリスクは低い
一酸化炭素中毒リスク火を使わないため、一酸化炭素中毒につながるリスクも低い
省エネ性能一定の温度以上、上がらないように設計されてるため節電
自動電源オフ機能転倒時は自動的にOFF
操作必要最低限の機能に絞り込まれているため、機械操作が苦手なご年配者でも安心、安全
表面温度の低最大出力でも約60℃

3年保証

送料、代引き手数料無料

②デロンギ オイルヒーター with Pet [RHJ11G0812-DG]

火事リスク火事を防ぐ安全プラグと、ペット(犬・猫)が噛んでもすぐには断線しづらい耐久性の高い4層プロテクションコードを採用
やけどリスクやけどしにくい表面低温化設計(約80°)
一酸化炭素中毒リスク火を使わないため、一酸化炭素中毒につながるリスクが低い
省エネ性能電力切り替えスイッチで暖房の強さを調整
自動電源オフ機能転倒時自動電源遮断装置、温度過昇防止装置(電源プラグ周辺が約80℃以上で電源をOFF「特許第4209907号」」)
操作クリックノブによる簡単操作(小型の専用リモコンによる操作も可能)
表面温度の低約80°

3年保証

送料、手数料無料

③ユーレックス(ヘリテイジヒーター)

火事リスク火を使わないため、火事リスクは低い
やけどリスク運転時の平均表面温度は約60℃のためやけどのリスクは低い
一酸化炭素中毒リスク火を使わないため、一酸化炭素中毒につながるリスクも低い
省エネ性能1500W、900W、600Wなど、最大の消費電力を4段階設定、その他、1時間ごとに室温変化、またエコ運転で立上りをセーブし設定温度よりも低い温度をキープすることで更に節約
自動電源オフ機能転倒時自動でOFF、異常運転時自動でOFF何らかの原因で本体が異常な過熱状態になった際も自動でOFF)
操作上面操作にて腰をかがめずに立ったまま操作ができる
表面温度の低60℃程度

④三菱霧ヶ峰 MSZ-BXV2223-W-KOJISET

火事リスクエアコンとしての一般的な安全基準を満たしているため、火事リスクは低い
やけどリスク表面温度が低いため、やけどのリスクも低い
一酸化炭素中毒リスク電気エアコンであるため、一酸化炭素の発生はなし
省エネ性能部屋に誰もいないと、消費電力を抑えた「送風」運転に自動で切替え、不在の状態が約3時間続くと、自動で運転を停止
自動電源オフ機能消し忘れても、お部屋をみまもり自動で運転OFF
操作スマートフォンと連動し、自宅に近づくと自動で「冷房」/「暖房」の必要性を判断して運転ON(自宅から離れると自動で運転OFFになるため消し忘れも防げる)
表面温度の低最高約60℃の温風吹出し 

標準工事費込み

送料無料「沖縄・離島は別途送料」

マイカの岩盤浴(遠赤外線パネルヒーター


火事リスク火を使っていないため、火事のリスクが低い
やけどリスク フロッキ-加工のため触ってもやけどのリスクが低い
一酸化炭素中毒リスク火を使わないため、空気を汚さずお年寄りの方や、小さいお子様、妊婦さんも安心
省エネ性能一日8時間使用で電気代約80円(400Wの場合)
最大1000Wのパワフル運転ができ、400W、600Wの切り替えもできて省エネ設計
自動電源オフ機能転倒時安全装置、温度過昇防止装置付き
操作クリックノブで切り替えるため簡単
表面温度の低 フロッキ-加工のため、高温になりにくい

⑥ミニ パネルヒーター PHT1731MW
(トイレや脱衣所などの小部屋に床置き、壁掛けの2WAY使用)


火事リスク火を使っていないため、火事のリスクが低い
やけどリスク温度ヒューズが備わり、やけどしにくい
一酸化炭素中毒リスク火を使っていないため、一酸化炭素中毒のリスクも低い
省エネ性能サーモスタット、温度調節、無段階(お好みで微調整)
自動電源オフ機能転倒時自動オフスイッチ
操作電源はスイッチ、温度はダイヤル式でシンプル
表面温度の低調節が可能なため、本体に触ってもやけどのリスクが低い

⑦デロンギ ユニカルド RHJ65L0712(オイルヒーター)

火事リスク火を使わないため、火事リスクは低い
やけどリスク約60℃のためやけどのリスクは低い
一酸化炭素中毒リスク火を使わないため、一酸化炭素中毒につながるリスクも低い
省エネ性能ECOモードで約20%の節電、また部屋の温度を感知し、最適な電力レベルで、設定した温度よりも少しだけ控えめに運転する機能
自動電源オフ機能転倒時自動電源遮断装置、温度過昇防止装置(電源プラグ周辺が約80℃以上で電源をOFF「特許第4209907号」」)
操作クリックノブでの、まわす&押すの単純操作により温度設定や運転時間の直感操作など、複数の設定ができる(使いやすさを追求)
表面温度の低約60℃

3年保証

送料、手数料無料

安全な暖房器具を選んだ方々の体験談

母は認知症が進んでおり、暖房器具の安全性が非常に心配でした。
オイルヒーターを選んだ理由は、表面温度が低くやけどのリスクが少ないからです。
また、転倒しても火災の心配がなく、母の部屋を安全に暖めることができています。

父は夜中によく起きてしまうので、暖房器具の使用が心配でした。
電気マットをベッドに敷くことで、部屋全体を暖める必要がなくなり、夜中に起きても安全です。
自動電源オフ機能が付いているため、使い忘れの心配もありません。

祖母は冷えをとても感じやすく、迅速に部屋を暖められる暖房器具が必要でした。
セラミックファンヒーターは、温度調節が簡単で、安全な距離を保てばやけどの心配も少ないため選びました。リモコン操作できるので、私たちが管理しやすいです。

暖房器具の安全性を考慮して、自動電源オフ機能が付いたヒーターを選びました。
万が一、祖父が操作を忘れても、火災のリスクを減らすことができ安心しています。

足元が冷えやすい母のために、足元ヒーターを購入しました。
小さくて場所を取らず、直接肌に触れないのでやけどの心配がありません。
温度調節も簡単で、母も快適に過ごしています。

認知症のある叔母が住む部屋は乾燥しやすく、加湿機能付きの暖房器具を選びました。
これにより、室内の空気を適度に保ちながら暖めることができ、叔母の喉や皮膚のトラブルも減りました。

壁掛け型の暖房器具を選んだのは、床に何も置かないことで転倒のリスクを避けるためです。
操作パネルもシンプルで、自動で室温を調節してくれるので、私たち家族も認知症のある祖父も安心して使えています。」

寒さが高齢者に及ぼす4つの影響

①体温調節機能が低下しやすくなる

高齢者は体温調節能力が低下しやすいため、寒暖差があると以下の3つのリスクが上がります。

  1. 低体温症: 体温が通常よりも低くなる低体温症は、高齢者は特に意識障害や心臓発作を引き起こす可能性がある
  2. 免疫機能の低下: 体温が適切に維持されないと、免疫機能が低下し、感染症へのリスクが高まることがあります。
  3. 慢性疾患の悪化: 高齢者の中には、すでに心血管疾患や糖尿病などの慢性疾患を抱えている方も多く、体温調節の問題がこれらの疾患の悪化につながることがあります。

循環器系のトラブルが起きやすくなる

高齢者の循環器系に関するリスクは、特に注意を要する健康問題の一つです。
年齢と共に、循環器系は様々な変化をし、これに寒さが加わると健康上以下の4つのリスクを引き起こす可能性があります。

  1. 動脈硬化: 年齢とともに血管の弾力性は低下し、動脈硬化が進行する傾向にあります。これにより、血管が狭くなり、血流が悪くなることがあります。
  2. 高血圧: 動脈硬化は高血圧のリスクも高めます。高血圧は心臓疾患や脳卒中のリスクを増加させる主要な要因です。
  3. 心臓の機能低下: 心臓のポンプ機能は年齢と共に弱まることがあります。これにより、心不全や不整脈などの疾患リスクが高まります。
  4. 血栓形成のリスク増加: 高齢者は血液が固まりやすくなることがあり、これが血栓形成のリスクを高めます。血栓は心筋梗塞や脳卒中の原因になり得ます。

③脱水になりやすくなる

脱水は、高齢者にとって特に深刻な健康リスクをもたらす問題です。
年齢を重ねるにつれ、体内の水分量が減少し、特に寒いと脱水に陥りやすくなります。
この状態は、多くの健康問題を引き起こす可能性があるため、適切な理解と予防策が重要です。

  1. 尿路感染症: 水分摂取量が不足すると尿量が減少し、尿と一緒に菌などが排出されにくくなるため、尿路感染症のリスクが上がります。
  2. 腎臓機能の低下: 脱水は腎臓に負担をかけ、その機能の低下を引き起こすことがあります。
  3. 便秘: 水分不足は消化器系に影響を及ぼし、便秘を引き起こすことがあります。
  4. 認知機能の低下: 脱水は脳の機能にも影響を与え、混乱や認知機能の低下を引き起こすことがあります。

感染症にかかりやすくなる

高齢者における感染症のリスクは、特に重要な健康問題の一つです。
年齢と共に、免疫系の機能が低下し、感染症にかかりやすくなるため、特に寒さには注意が必要です。

  1. 免疫系の低下: 高齢者は、免疫系の機能低下により、感染症にかかりやすくなります。これは、免疫細胞の反応が鈍くなったり、抗体の生成機能が低下したりするためです。
  2. 慢性疾患の存在: 糖尿病や心血管疾患などの慢性疾患を持つ高齢者は、感染症にかかりやすく、また感染が重症化しやすい傾向にあります。
  3. 栄養状態の不良: 不適切な食事や栄養不足は、免疫機能を低下させ、感染症のリスクを高めます。
  4. 環境要因: 高齢者施設や病院などの集団生活環境では、感染症が広がりやすいです。また、不十分な換気や過密な居住条件もリスクを高めます。

まとめ

認知症を抱える高齢者のための、安全な暖房器具選び方のポイントは、火災事故、一酸化炭素中毒事故、やけど、転倒事故のリスクを最小限に抑えることにあります。
そのために、認知症の高齢者におすすめの暖房器具、その選び方、そして関連する事故例を通じて、安全性を最優先に考慮した暖房器具の選び方をお伝えしました。

実際に安全な暖房器具を選んだ方々の体験談も考慮する材料としてお役立てください。
寒さが高齢者、特に認知症の方に及ぼす影響についてもは、暖かく、かつ安全な環境を整えることの重要性をお伝えしました。
この記事が、認知症を抱える高齢者をケアする家族や介護者にとって、より安全な暖房器具選択のお役に立てることを願っています。

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